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・レベル7

最近ずっと読みたかった、宮部みゆきの小説。

記憶喪失モノのミステリー。

おもしろかった!

言葉の一つ一つが楽しませてくれるのに、無駄がなくて読みやすい。

どうなるの?どうなの?って、真相がどんどん気になるしくみになってるから、読むのがやめられない。

やっぱり彼女は天才だなぁ。

前、東浩紀のクォンタム・ファミリーズが面白いって書いたけど

あれとは全然違う。

あれはネタが面白いだけであって、文章はあまりよくない。実際、かなり読み飛ばしてたし。

クォンタム読んで、「批評家でこれだけ書けるなら、小説家顔なしじゃん」って思ったけど

やっぱり本物の小説家の能力は侮れない。

きちんと言葉を読ませてこそ、小説家なんだな。




・魔女の宅急便

久々に見ました。

個人的には、宮崎作品の中でもあまり理解できず

可愛い以外の印象があまりなかったものだったのですが

今回はかなり感動した!

これはあれだね、「上京モノ」だったんだ。

大きな町に出て行って感じる、人のよそよそしさ

社会の現実にぶつかった時のつらさ。

子供の時にはそういう気持ちって知らなかったけど、

今、この年齢になっているからこそ、理解できるのかもしれないなぁと思いました。

どうして飛べなくなって、ジジと喋れなくなるのかも、今回やっとわかったかも。

飛行能力・ジジとの会話能力=親から与えられた恵み。

なので、それが通用しなくなる時がいつかくるんだよね。だって、自分の能力じゃないから。

お母さんからもらった箒が折れてしまうのも、その象徴だと思います。

トンボと二人で出掛ける=新しい世界に踏み込む

その先からは、自分の力で勝負しなければならない。

最後に、飛べるようにはなるのに、ジジに言葉が戻らない件については

やっぱりジジもお母さんの箒と同じで、故郷で与えられた恵みだから

もう戻ってこないってことなのかな、と思いました。

自分が変わった時、得るものもあるけど

失うものもあるってこと。

ウルスラとの友情も、今回は以前と違って見えました。

というか、ウルスラ=キキの近未来なのかなぁと。

だから声優も同じにしてあるのかも。

「落ち込むこともあるけど、私は元気です」

うーん、つくづく上手いキャッチコピー。


・嫌われ松子の一生

「告白」が綺麗だったので、同監督の作品を見てみました。

前はあまりにも絶望的そうだったから怖くて見れなかったんだけど

見たら

まぁ、徹底的に絶望的だったww

でも、すごくよかった!怖がることなかったです。

とにかく映像が秀逸!きれい!

色んな時代の色んな表現が、場面に合わせて使い分けられていて

監督、どんだけ知識豊富なんだとw

私が好きだったのは、松子がシャンソンみたいな歌を歌うところ。めっちゃかわいい!

このシーンを見て思い出したのは、前にも書いたゴダールの作品、「男性・女性」。

女の子の髪型と、松子の(ある時代の)髪型が似てるし、歌も同じようなかんじ。

日本も、モロにフランスの影響を受けていた時代があったんだねw

人生の上手くいかなさ。頭でわかってても、心がついていかない感じ。

そういうのがぎっしり詰まっている作品でした。

あれだけ内容も映像も盛りだくさんだったのに、なんで見た後疲労感がないんだろう?

カタルシスを感じられるから?それもあるけど

ちゃんと抜くとこ抜いてあった、ってことなのかな。

すごいなぁー。


あ、あと見てて思ったのが

伊勢谷友介、かっこいいww

キャシャーンの時もいいなぁーって思ったけど

今回も、来たね。

なんだろう、あのシリアスで思いつめた感じの目?

あと、低くて甘い声!

喋り方もすごくいい。喋り方も、なんか追い詰められてる感じがする。笑

素敵!ドラマチックな人だと思います。

クローズド・ノートの印象は微妙だけどw

谷原章介もすごかったーww

あの人はなんであんなにかっこいいのに

あそこまで面白くなれるんだろうw

しかも、なんであんなに面白いことやってるのに

鉄板イケメンのイメージがいつまでも崩れないんだろうww

キャラ的に、ちょっと唐沢さんに似てるかも。

まぁでも言うまでもなく

中谷美紀はものすごかった!

変幻自在!

撮影は壮絶なほど厳しかったそうですね。

それに耐えた末の演技だと思うと…

うん…

っていうか女って、服装と髪型であんなにも変われるものかと思うと

もうちょっと自分も頑張ろうと思いました…笑


あぁー

あんな人生になりませんように…笑



・ICC

Inter Commication Centerに行ってきました。

ダムタイプってグループのpHって作品を鑑賞。

途中寝ましたw

でも、面白かった!

pHっていうのは、なんていうか…

総合的アート?

主にパフォーマンスなんだけど

上手く伝えられない…

ただ、なんだかよくわからないからこそ

わくわく感じるものがあって

アートって不思議。

…まだまだアートについては語れません。笑


一番奥のキッズルームには

ビスケットという感覚的にプログラミングができるソフトがあって

子どもたちが夢中になって遊んでいました。

ああやって、子どもが純粋に楽しめるものって、いいなぁ。


以上、感想いろいろでした。
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