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はいどーもちぐです。

この前、また色んなところに行って感想を書いてたんですが、

全部消えるという悲劇に見舞われました…ああ…

とりあえずどこに行って何を思ったか残しておきたいので、今日はリベンジ!

でも時間かかるので、感想はテキトーです><


行ったのは

三菱一号館美術館――もてなす悦び展

行幸地下ギャラリー――アートアワードトーキョー丸の内2011

ginza graphic gallery――ADC展

Maison de Musees de France――MMFのレイモン・サヴィニャック展

資生堂ギャラリー――榮榮&映里 写真展 三生万物


 あと、これは別の日に行ったものなのですが

早稲田大学曾津八一記念博物館

――工芸にみる花文様

――江戸時代の文人画

ふぅ。書くのも一苦労。こんな感じでめぐってきました!




まずは、もてなす悦び展。

これは19世紀ヨーロッパで造られた、ジャポニズムの茶器を紹介しているものです。

ジャポニズムってことは、まぁ日本っぽい模様が描いてあるものってことですな。

これは~

もーホンットにきれいだった!

特にティファニーのガラス製品が置いてあったのですが

輝きが、写真とまるで違う…

絶対本物見るべきですw

他のティーセットも、どれもこれもすっっごく可愛かったです。仕事が繊細。

資料にしようと思って図録を買ったのですが、

ガラスはもちろん、ほかのも魅力が半減。。やっぱり全然違うね。

柄としてはものすごく綺麗なので、役に立つとは思うのですが

やっぱり「質感」みたいなものは目の前にしないと分らないものなんですね。

というわけで、皆さんも会期中に是非、本物を拝んでみてくださいw



次は、アートアワードトーキョー丸の内2011について。

これは、美大の卒展から選抜されたものに賞を与えることを目的とした展覧会らしいです。

同い年くらいの方が作るものを見るのって興味深いですね。

アーティストって、こうやって羽ばたいていくんでしょうか。

この日出展していた人の作品をを、そのうち美術館で見るような日が来るのかな?



その次は、ginza graphic galleryでADC展。

ACD会員の制作した、ここ最近の広告が展示されていました。

見たことあるのばかりだけど、制作者の名前が添えられているので

「これってこの人が作ったんだ!」という発見が出来ました。

あと、D-brosのものがけっこうたくさん置いてありましたね。

オシャレなので私もまあまあ好きなのですが、かなり注目されてるんですね。



Maison de Musees de FranceではMMFのレイモン・サヴィニャック展。

ここ、初めて行ったんですが

gggのお隣にある、ショップ兼ミュージアム兼フランスインフォメーションセンター(?)。

そんなものあるんですね~。

サヴィニャックの絵はとっても可愛かったです。

ぱっと見て可愛いな、って思えるものっていいですよね。

インフォメーションセンターにはフランス・フランス関係の美術展の図録やら本やら

色々置いてあって面白かったです。

そんな専門化した場所があるんですね~。さすが銀座?



この日のラスト、資生堂ギャラリーでは榮榮&映里の写真展「三生万物」。

ご夫婦で写真ユニットを組んでいる、榮榮&映里さんの写真展。

中国のちょっとワイルドな感じの情景と、確かに見える「現代っぽさ」

今の中国にあるものはどんなものなのか、少しだけ垣間見れた気がします。

面白かったのは、二人のドキュメンタリー。

草場地区というところに、中国初の写真アートセンターを作ったらしく

その時のエピソードが語られていました。


中国では、アーティスト達が寄り集まってアート地区を作ったりするみたいですね。

日本では「アート地区にしましょう」みたいなのありきでプロジェクトが進むことが多い気がするのですが

個人的には、中国のやり方のほうがステキだなぁと思ってしまいます。

なんか、お金ない個人も参入しやすそうな感じして 笑

実際はどうなんでしょうね。もう少し、詳しいこと知りたいなぁ。

というわけで、この日はこれまで。


んで、昨日行ったのが

早稲田大学曾津八一記念博物館。

「工芸にみる花文様」では、日本、中国、韓国と

東アジアの工芸品が紹介されていました。

「もてなす悦び展」でヨーロッパ産のものを見た後だったので、

本場物と見比べるのにとてもよかったです。

東アジアのものは、どちらかというと色の彩度が落ちますね

絵が乗っている地の部分も、輝く白、というよりは、鈍い色。

でも、東アジア工芸の美しさは、そういう鈍さがあってこそのものですよね。

見ていて、なんだか実家に帰った時のような、懐かしい気分になってしまいました。


「江戸時代の文人画」では、

掛け軸に描かれた絵がたくさん紹介されていました。

中国の物もあったようで、絵の脇には漢詩が書かれていたり。

実は、この前授業で、こういう詩の書かれた中国絵画について勉強したんです。

詩と絵が連関していて、両方があってこそ読みとれるものがある。

というような内容でした。

漢詩が読めたら、もっと絵を楽しめるんだろうなぁ…と思うと、

ちょっと勉強してみたいような気分になってしまいましたw


二つの展覧会を見て思ったんですが、

東アジアの芸術は、輪郭の線や、色の濃淡がものすごくきれいですね。

考えてみれば、西洋の人ってあんまりグラデーション使わないですよね。

墨絵なんて、黒の濃淡だけで一つの世界を表現しているじゃないですか。

東アジアの人は、特に日本人は、少ない資源でいかに豊かなものを表現するかを

考え抜く力を持っていたのかもしれませんね。

今はどうなんでしょうね。

節電が求められている現代、削減することに痛みばかりを見出すよりも

そこで新しい物を生み出すことで、楽しみを得られたらいいな、とか

甘い考えかもしれないけれど、思ってしまうな。
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