大学生のブログ。
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どうもちぐです。
昨日はパナソニック電工汐留ミュージアムに行って来て、 ウィーン工房に関する展示を見て来ました。 パナ電のミュージアムに行ったのは初めて。 若干、展示品の飾り方というか、キャプションとかが雑な気がしましたが… 壁紙やカーペットにまでウィーン工房風のものを取り入れていた部分などは面白かったので もしかしたら、他の場所に力を入れている所なのかもしれないですね。 美術館とかって、どこに行っても、どこか同じような感じがするので そういうオリジナリティがあってもいいのかもしれません。 ちょっと今後に期待。 ウィーン工房の作品は、装飾美と機能美の合体のようなものだったのですが ちょっと好きではないかな。 美しいは美しいんだけど なんだかその芯に冷たいものがある気がして。 包み込む美しさというよりも、排除する美しさという印象。 私は前者の方が好きかなぁ。 その後は、念願新宿ツタヤに行って、海外DVDを借りて来ました。 インド・フィンランド・タイ・アメリカのもの。 とりあえずはインドのものと、アメリカのドキュメンタリーを見たのですが 凄く面白かった。 インドのは「モンスーン・ウエディング」 パンジャーブ人のある一族が、伝統的な結婚の儀に参加する中で 彼らがどんなふうに今の時代を生きているかを描いている作品。 インド人ってたくさん海外に進出していて、 「エンジニアとして活躍する異邦人」のイメージしかなかったけど 彼らにも故郷があり、家族があり、 もしかしたら、里帰りするとこんな風なのかもしれない、と 少し違う部分を見ることができた気がします。 アメリカのドキュメンタリーは「キング・コーン」 自分たちの髪の成分がコーンでできていると知った学生二人が、 その理由をつきとめるため、コーンの栽培をしたり、追跡をしたりするもの。 栽培の地は、私の滞在したアイオワ。 暮らしていたときは、広大なコーン畑を見て綺麗だなぁくらいにしか思わなかったけれど それがどのように全米、また世界に影響を及ぼしているのか 少し理解を深めることが出来た気がします。 他のものに使える金や時間を増やすために、人はどんどん安い食べ物を求める。 国は豊かになっているのに、 人の寿命は短くなりつつある。 農業に従事して他の楽しみを捨てるか 様々な楽しみやチョイスを手に入れて、健康を捨てるか その二択なのかしら。 私自身、田舎から都会に出てきて、色々と感じることがあったので ちょっと考えさせられました。 というか考え中。 2本見ただけだけど、今回のレンタルはかなり満足度高いです。 異文化を垣間見れるのは面白いね。 私ってなんというか、「楽しみ」みたいなのがずっとなくて 昔楽しかった事をなぞってはみるんだけど、どうにも楽しいって思えなかった 色んな文化に触れてみて、どこかに「これだ!」って 思えるものないかなって探し続けてたけど なかなか見つからなかった。 ストレスが溜まった時にどう解消すればいいのかよくわからなかった。 昔なら、物語に触れれば別の世界に行けたけれど 今はそれも上手くできなくて。 ない世界をみてもどうしようもないってどこかで思ってた それはどうしてだろうと思うけど 私は色んなものを見てきて、色んなものがある事を知った そして、いろんなものがないことも知った だから、それが虚構かどうか分るようになってしまった ような気がする 私は ない を ある に したい。 そんなことできるわけない、そんなものあるわけない でも「そんなこと、そんなもの」ってイメージできるのならば それはいつだって成立しうるものだと思う 海外の映画を見ていると ここにないものも、どこかにはあると思えて 楽しい気持ちになれる。 これはアタリかもしれない。私の楽しみとして。 とりあえず、新宿のツタヤには世界のDVDが色々置いてあるので そこをどんどん潰していこうかなと思います。 PR |
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アメリカ長期留学から帰ってきた文系大学生です。
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