金賞

久々の更新です。ちぐです。

最近は、催事の準備でメッチャ忙しい。

いろんな要因があったけど、やっぱり自分も油断してたと思う。

頑張って立て直して、なんとかここまで漕ぎ着けてるけど

今回は私も悪かったなと思う。

もっと計画的に、きちんとやらなくちゃ。

いつまでも同じようにわたわたしていてはいけない。


そんな反省がありつつも

最近はとても満たされた日々を過ごしています。


秋にすごく頑張って、これはボーナス上がるか年末に金賞もらえるかできるだろ！

と思ってたんだけど

ボーナスは夏より下がり、金賞どころか銅賞ももらえず

年末はとっても気落ちしていました。

私の頑張りって認められないんだなって。

周りの人たちはすごく評価してくれてたけど、

経営にかかわる人たちには、全然届いてなかったんだな、と。

まぁ、そりゃそこに改めてアピールしたりしないから、そうなるんだろうけども



そうして、１月から２月はすごくやる気なく過ごしていました。

（ここに今の苦しみの起源があるような。。。それはおいといて）

１月の海外催事は行かせてもらえなかったし、

会社やめたいなーと思いながら、

ただ２月に予定されていた社員旅行だけを楽しみに日々過ごしていました。



社員旅行はすごく楽しくて、先輩や後輩とゆっくり話して、

朝からバスでお酒飲んで、たらふく肉を食べて

みんなでいろんなものを見て。

修学旅行よりもずっと楽しかったような気がする。

メイン目的の美術館は、実は事前に仕事で行っていて

先に行かせてもらった分、みんなに説明できるようにしなきゃと思ってたんだけど

当日はちゃんと（近くにいた人だけだけど）私が知っていることを共有できて、

喜んでもらえて

ほんとによかった。


夜には宴会があって

思いの外社長や役員に近くて、えーどーしよーとか思ってた。笑


うちの会社では、私が入社する以前は毎年社員旅行に行ってたらしいんだけど

まぁ価値観の変化もあり、廃止されていて

ただ、今年は偶然の機会があって、特別企画として復活したのでした。

半年以上前から、委員会を組んで、主に新人の子たちが計画を立てて、

すごく素敵な旅のしおりを作ってくれたりして

なんとも手も心もこもった、素敵な旅でした。


委員会が考えてくれた企画の中に、社員の選ぶ金・銀・銅賞を決めよう！というのがあって

事前に、社員全員にアンケートが配られ、集計されていました。

どんなところがその人の良いところか、というのを書く欄があったりして

自分に書いてくれてる人がいたら、どんなことを書いてもらえてるんだろう、

と知りたいような

でも誰一人書いてくれてなかったら悲しいから、

何票入ったかなんて知りたくないような

なんとも言えない気分でした。


お世話になってる人はたくさんいるから、３人を選ぶのはすごく難しかったけど

私にいろんなことを教えてくれた人、

いろんなチャンスをくれた人、

いっぱい助けてくれた人を

一人ずつ選びました。



で、宴会の途中で受賞者の発表があって

なんと、金賞をもらいました。

名前を呼ばれた時、期待してなさすぎて、漫画みたいに「え、私？」と全然反応できず

賞状をもらうときは、嬉しくて全社員の前で号泣していました。笑


頑張ることなんて当たり前で、

むしろ頑張ることは自分のためで。


でも、何人もの人が、私を選んでくれた。

ちゃんと見ていてくれた。

私の頑張りは、人のためにもなってた。


泣きまくって半分ぼんやりしながらカニを食べたりしていたら、

投票してくれたうちの一人の、すごくお世話になった先輩が、

わざわざ席まで来て「おめでとう」ってお酌をしてくれた。

むしろ私がありがとうございました！って行かなきゃいけないのに

すごく嬉しそうに、よかったねと伝えてくれた。

ずいぶん前に、「君たちの頑張りが全然伝わらないのが悔しい」と

先輩と私に向けて言ってくださっていたことがあったけど

本当に本当に、ずっとそう思っていてくれたんだな、と思って

感謝の気持ちでいっぱいになった。

その人からの学びがあってこその今が

その人にも喜んでもらえたことが、すごく嬉しかった。


向かいに座っていた、いつもお世話になってる先輩も

よかったな、っていう感じで静かにうなづいてくれた。

何度も失敗する未熟な私に、先輩がいろんなことをやらせてくれたから

頑張ることができたと思う。


宴会がおひらきになると、いつもすごく助けてくれている後輩が

自分のことのように嬉しいです！と言って一緒に喜んでくれた

その子の方がいつも細かいことをきちんとこなして

本当に頑張ってるのに、人のことをこんなに喜んでくれるなんて

やっぱりこの子はすごく良い子だなと思わずにいられなかった。



その後も、上司や先輩に「お前に入れたよ」「金賞はお前しかないな」と言ってもらって

もうなんかすいませんってかんじでした。



社員旅行の金賞の副賞は、金額で比べると年末恒例の役員からの金賞の1/10くらいだったんだけど

まわりの人たちに選ばれていただいた賞は

すごく、すごく

特別な価値があるものだった。



私、ずっと自分は嫌われる人だと思っていたから

こんな風に、多くの人に認めてもらえる日が来るなんて夢みたい。


頑張ったねって

苦しくて、もがいて、頑張ったおかげで、

ここまでこれたよ

私は変われたよって

人の輪から取り残されて悲しんでいた、幼い自分や

そこから脱したくて迷いながら走り続けていた自分に

伝えたい




今日、久々にブログを開いて

会社に入ってから、去年の９月までの記事を読み返してた。

なんだかいつもすごく焦ってて

もっと、もっとできるようにならなきゃって

いつも何か追いかけてた。


まだまだ出来ないことは多い

今も失敗のカバーをしてるし

わからないことや知らないことがいっぱい

もっともっと、出来ることは先に先に、あるはず


でも、今までそうやって追いかけてきたものが

今、多分着実に

自分の身になっている


これで調子に乗っちゃいけないけど

自分を認めてあげたいと思う。



賞をもらってからは、確実にまわりからの目が変わったような気がする

公式に認められているような、そんな感じ

それに奢ってはいけない

卑屈になっても、逃げてもいけない

私よりもずっと賞にふさわしい人が、選ばれていなくて

その人だって毎日頑張ってることも忘れちゃいけない

たいそうなものを貰ったからには

それに見合う働きをしなきゃいけない

わかんない、こんな風に思うことがおごりなのかもしれないけど。


前よりも確実に発言権が増したと思う。

でもその分もっと人の役に立てるように。できるだけ皆の益になるように。

人への感謝も忘れずに。

そうやって日々を過ごしたい。




なんでこういう結果になったのかなって思うと

うーん、やっぱり彼氏の存在は大きいのかなって思う。

人は、大きな喧嘩をしたって、仲直りできる

悲しいときに、寄りかからせてくれる先がある

そういうことを教えてもらえたのは

私をすごく変えたと思う。



きっと親だって、友達だって

同じことを私に与えてくれていたはずだ

でも、私はいつも疑って、怖くて、

そこまで踏み込むことができなかった


でも今は

たとえぶつかったって大丈夫って

思えるんだ。










前のブログを読んでたら、悲しむことができない、みたいなことが書いてあった

そんな時期もあったなぁと思う


今は、幸いそんなに悲しいことはない

でも、逆に、前みたいに悲しみを切望することもない。

というより、「悲しめない」って言ってた時期は

多分ずっと悲しかったんだと思う。気持ちが麻痺するほどに。


今は

悲しいときは、悲しいってちゃんと感じられる気がするし

悲しみに襲われたとしても、自分は折れないでいられる自信がどこかにある。


人は自分が思うよりずっと優しい


最近は、会社でも

本当の自分で居られている気がする

前の自分とは、違う自分かもしれないけど

少なくとも、気張って作り込んだ自分ではない。


１年目に、「来年の計画」を上司と話して、嬉しかったって書いてた

それから、もう３年も経ったんだ

何年もの未来を、共に過ごすことができて

私はすごく嬉しい



今、すごく幸せ。



これが大きな不幸フラグでないことを祈るばかりだけど。笑

人生山あり谷あり。

そして次の目的地に向かって

また日々歩いていかなきゃ。