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大学生のブログ。
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今の職種に変わってから、芸術家の方とお話する機会に恵まれています。

一流の作家を間近見て、関わること。

今の仕事のなかでやりたかったことのひとつが、

少しずつ、達成できていると思う。



昨日も、ある作家さんとお話しさせていただいて、

自分の作った物をほめていただきました。

実際は、色ーんな人の意見を総合して、

細かいとことは完全に印刷会社に作ってもらったから

あんま作ってないけど(笑)

そういうことも、「ものを作る」ということだと認めてもらえるのなら

自分の仕事をほめてもいいのかな。

デザイン系の学校に通ってたの?

といわれたりして

とっても嬉しかった。


大学の時、デザインサークルにいたけど

当時は全然できなくって

デザインとアートの違いもわからなくて。

友達はデザイン系の会社でバイトして、デザイン職で就職したりしたけど

機会を逃して、実力もなくて、努力をしなかった私は

そこまでいけなかったから

残念だったなぁとずっと思ってた。


「デザイン」になんて全然興味がなかったのに

大学でデザインを選んだのは、

ひとつ、できるようになりたいと思ってたからだと思う

習い事、部活、色々やったけどなんにも身に付いてなかったから

「私、これができます」

っていうことが欲しかった。


自分の好きなものだけじゃなくて

それ以外の美しさも知りたかったし、

アウトプットとして身につけたかった。


できたかな

自分のやってきたこと、認めていいかな



昨日の作家さんがおっしゃっていたことで

とても印象的だったのは

「自分の描いた絵で、子どもの頃、

絵を描いたときのことを思い出してほしい。

だって、みんな小さいときは描いてたんだから」

という言葉。

なるほどなぁと。

そういえば

小さい時、絵を描くのが好きだったなぁ

最近は、「(目標より、人より)上手く描けないなぁ」

と思って

どうしても描くことを躊躇してしまっていたけど

あぁ、そうだ昔は

ただ、ただ好きだったな、と。

自分の頭で思い描いて

自分の思う形を描くことが

とても楽しかった。


ものの形がきちんと写し取れないのが悔しくて

デッサンを学んだらできるようになって、

すごく嬉しかった。

デッサンも、それはそれで好きで

じっと目の前にあるものを見つめて

ひたすら何時間も描き続けるのがとても楽しかった。

でも、ものの形が写し取れるようになって、

さて、絵の集まったサイトなんかをみてみると

皆が同じような絵を描いていて

それを写し取ることっていうのは、きっと多くの人ができることで

人の絵を見たら、自分もその人の絵になってしまいそうで

なんだか、絵を見て学ぶ気になれなかった。



「絵より先にものがある」

そんなことも、その作家さんはおっしゃってたな。

そう、そうなんだよなぁ。

ものの形を

自分で作る

そういうのが、絵を描くってことなんだ



東京だいすきだけど

東京に行って混乱したのは

「ものより先に、『作られたもの』がある(溢れている)」

ことだったのかもしれない

そこで揺れて、ものを作ることってどんなことなのか

分からなくなってたし

作られたものばかりをおなかいっぱい見て、

でも、自分の目で見たものや感覚じゃなくて

吐き出せずに息がつまってた気もする






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